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調和した街並み 天然の素材にこだわりましょう!

長期的な視点でまちづくりを考えたとき、使用する素材選びには、時間が経てば経つだけその風合いを増し、味わいを増す天然の素材を用いましょう。

  • 日光の建築物は木造のものが多いので、火災への対応等の配慮が求められる。
  • 地元の素材を部分的にでも積極的に使う。
  • 街路空間にも天然の素材が使用されることになっている。
    建物の素材にこだわることで、街路空間と調和したまちなみの創出が期待できる。

参考

建築への適用

建築には、杉、檜などの木材や、竹、なしめ石、大谷石、御影石、銅、などを上手く利用するとよいでしょう。

純木造建築(日光物産)

大谷石の石蔵

小林邸 石張りと板壁の合築

木造建築物の外壁の構造について

日光は、風水思想を超えた神秘の逸話がある。
日光東照宮の配置は、滝尾神社、外山、釈迦堂、本宮等で「オリオン座」を形成し、これらと関連して、女峰山、赤薙山、丸山等で「北斗七星」を形成する。また、男体山は「北極星」に見立てることができ、さらに、中禅寺湖に点在する、二荒山中宮祠、華厳の滝、立木観音、旧五大尊岩が「はくちょう座」を形成するという。家康の霊廟を日光に移した天海大僧正は、この日光の山々の壮大なコスモロジーを意識していたと言われる。
二社一寺は、「神橋」で聖別される聖なる世界の表の世界で、中の世界は、中禅寺湖、戦場ヶ原等、奥の世界は、神々が宿るそれぞれの山頂である。
東照宮を中心とした結界は、南を男神新宮、北西を女神滝尾、東南を若宮本宮の二等辺三角形で形成されている。
こうした風水に基づく思想は、基本的に1,200年前の勝道上人の宇宙観と同じと言われる。

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